【千歳烏山駅】京王線沿線の便利で、おしゃれな街♪

千歳烏山は、世田谷区の端に位置する街です。京王線沿線の中で東京23区に入っているのは千歳烏山が最後の駅で、お隣の仙川からは調布市になります。

交通アクセスが非常に便利で、それに伴ってか他の駅よりも周辺が一層賑わっているようにも感じますが、都会ほどの喧騒はなく、住宅街としての範疇で賑わいを見せています。

京王線沿線に住むなら住環境は群を抜いて良い駅ではありますが、便利なだけでなく、どんな街なのかも気になるのではないでしょうか。

また、そんな街に住むのは難しいのでは、と思われることでしょう。

今回は、そんな千歳烏山について紹介します。

千歳烏山ってどんなところ?

千歳烏山は京王線沿線でも、最も便利な街として調布駅や明大前駅とも肩を並べる駅だと思います。その理由は様々ありますので、後にも紹介できればと思います。

都心部ほどの賑わいがあるわけではないですが、日常で買い物をしたり食事をしたりなど、日々暮らすうえで不自由を感じることはほとんどないでしょう。

そして便利であることはもちろん、いろんな種類のチェーン店、個人経営のお店も多く並んでいて、食事にも飲みに行くにも選択肢が膨大です。仕事や学校から帰ってきてからの楽しみがきっと見つかるのではないでしょうか。

その利便性だけに多くの方が千歳烏山を利用し、居住しているわけですが、人通りが多すぎたり建物が密集している、ということもなくあまり閉塞感を感じません。

「ほどよく栄えている住宅街」なのだなと思います。

交通アクセス

千歳烏山は、なんと言っても「特急」以外の電車がすべて停まる駅なので、交通において便利さを語るなら近隣駅の中でも群を抜いています。

千歳烏山から「準特急」に乗車すれば、15分ほどで新宿に到着します。また「準特急」でなくとも「急行」または「区間急行」は間に桜上水駅に停まるかどうかの差なので、乗車時間にさほど大きな差はありません。

通勤時間帯は込み合うのでその限りではありませんが、アクセスの良さはそれだけで十分伝わるのではないでしょうか。

実は千歳烏山に「準特急」が停車するようになったのは、ごく最近のお話です。それまでは「準特急」は通過する駅でした。2015年に京王線でダイヤ改正があり、千歳烏山駅は「準特急」の停車する駅になりました。

2019年現在では、もはや千歳烏山駅に「準特急」が停車することは当たり前の話になってしましたが、当時から千歳烏山に住んでいた方にとってはきっとビッグニュースだったことでしょう。

それでも千歳烏山駅が便利になってまだ数年です。これから千歳烏山駅とその周辺がどう変わっていくかも注目したいところです。

住環境

・家賃相場 (千歳烏山で一人暮らし想定)

千歳烏山駅徒歩10分圏内・1R・20-25㎡で、だいたい6.5万~10万円が相場のようです。

周辺に比べて割高ですが、千歳烏山駅の利便性を考えれば仕方がないかもしれません。

場所にもよりますが、千歳烏山駅から10分以上歩くとなると、もはやお隣の蘆花公園駅または仙川駅の方が近い、ということもあります。

家賃を少しでも落としたい場合は多少歩くことになることを覚悟するか、自転車で千歳烏山駅へ通うこともできますが、駐輪場はかなり込み合ってます。その日限りの有料駐輪場は比較的空いていますが、月極の公営駐輪場は数か月以上の枠空き待ちが必要です。

・住宅近辺

北口と南口で雰囲気はかなり変わります。

盛り上がり方でいうなら北口の方がお店も多く明るい印象です。巨大な区の施設もあります。また、千歳烏山駅から北へ進むと国道20号にあたりますので、車両の通行が多くなります。

南口も、大きなスーパーもありながら、ややこじんまりしたお店がぽつぽつあり、北口とは違った風情があり、駅の喧騒はわりと早めに落ち着いて、閑静な住宅街に変わっていきます。

・踏切はなかなか開きません

交通が便利な駅の近くに住むときにありがちなデメリットですが、踏切がなかなか開きません。駅の真横に踏切がありますが、本当になかなか開かないので、自転車や車が待ちぼうけを食らっている光景を目にします。人や車が渋滞しやすいのも踏切の近くです。

駅の近辺ほど踏切が開かないこともあって、駅周辺には地下通路が用意されています。歩行者は安心して進むことができますが、自転車など利用の場合で線路をまたぐ場合は注意が必要です。

・どんな人がいるか、住んでいるか

千歳烏山では、一人暮らし、同棲カップル、サラリーマンや主婦層を多く見かけます。仕事で訪れる人よりも、そこに住む人が多いように見られます。

やや栄えているところもありますので、駅周辺にはやや歓楽街めいた場所もあり、遅めの時間に子供を一人で歩かせるのはやや不安があるかもしれません。

ただ、小さな飲み屋さんが多く点在していて、お店の中には楽しげに食事を楽しんでいる方も見つけることができ、夜には大人どうしが楽しくしている光景を目にします。

お酒飲みの方ならいいお店を見つけることが楽しい街なのでしょう。

駅周辺

先述にも少し出しましたが、北口と南口で様子がやや違います。

南口は駅の周辺であれば大き目のスーパーやドラッグストア、飲食店がいくつかありますが、もう少し進めば住宅街になります。

反して北口は商店街が比べて長く続いており、また旧甲州街道もしばらくはお店が並びます。様々なお店を見かけることができるでしょう。背の高い建物も多いです。

また、北口には区の建物があり、その周辺は広場になっています。そのため、昼間は広場でくつろぐ方がいたり、子供が遊んでいたりして、開放感のある空間があります。

近くの駅に比べて、駅から住宅街に落ち着くまでの距離はやや長めです。また、少し駅から離れていてもいくつかコンビニや飲食店があるため、住む場所次第では近くにコンビニがあっていざという時に不自由をしないかもしれません。

千歳烏山の気になるスポット

・千歳烏山区民センター

気になるスポット、というよりは北口に行けばどうしても目に入るくらい大きな建物です。

駅からほんの2分程度歩けば辿り着くことができます。

また、区役所の出張所もありますので、引っ越してきた際の手続きなどはこちらで済ますことができ、周辺の世田谷区民の方もここに集まることでしょう。

区民センターの中には図書館もあり、勉強や事務作業をすることがあれば手軽に足を運ぶこともできます。

・めぇ~る街

昼はスイーツを買うこともできれば、夜はバールや小料理屋で食事やお酒を楽しむことができる、小さめのお店が並び、静かな賑わいを見せている一角です。不思議な雰囲気が魅力的なので、まずは一度は足を運びその目で見てみてはいかがでしょうか。

きっと入ってみたいお店がみつかるはずです。

・千歳烏山鶏唐揚専賣店

千歳烏山駅北口から数分歩いた、旧甲州街道沿いにある鶏唐揚げの専門店です。

しょうゆ、しお、にんにくのほかにも、スパイシーや甘辛など、どれも唐揚げなのに

バリエーションが豊富です。お弁当も購入することができます。

営業時間中は近づくだけで揚げ物のいい香りが。帰り道での誘惑がすごいです。

・とにかく気になる飲み屋さんがいっぱい

めぇ~る街だけでなく、千歳烏山には一度は寄ってみたい飲み屋さんがたくさんあります。

カウンターとテーブルが1,2卓だけのお店があって、気が付けばどこかの常連さんになったり、飲み友達ができたりするかもしれませんよ。

まとめ

新宿あたりに通っている方、京王線沿いや世田谷区に住みたいと思っている方には、千歳烏山はうってつけの場所ではないかと思います。

通勤はとっても便利、ほどよく賑わっていて暮らしていても飽きを来させないような街ですが、千歳烏山の持つ雰囲気は百聞は一見にしかず、まずは一度足を運んでみてはいかがでしょうか。